当園のこだわり農法とは
環境に配慮し、エコファーマーを取得して化学肥料や農薬を減らした栽培をして行きます。
その骨格は
- 化学肥料は慣行量の50%以下をとします。
- 農薬は、JAS有機栽培で使用が認められているものを使うか、耕種的防除で対応します。
(耕種的防除とは農薬に頼らない防除の事で、マルチ・輪作・木酢液やテデトール等を利用) - ミネラル豊富な農産物にするため、活力剤として富山湾海洋深層水(予定)なども利用します。
- 消費者の方と一緒になった営農活動をしていきます(各種体験など)。
- めいっぱい愛情を込めて作ります(^^)/。
使用している資材の特徴
《 トヨクィーン 》
石灰は基本これを使用します!
この石灰系肥料は富山県産の『貝化石』を原料としています。
富山県には日本で有数の貝化石鉱山が有り、品質も抜群と言われています。
一般的には『有機石灰』と言われていることが多い様です。
アルカリ分(カルシウム等)は35%前後と普通の石灰に比べて少ないのですが、その他にマグネシウム・鉄・ホウ素・マンガン等の作物に必要な成分を沢山含んでいるという特徴があるんですね~(^o^)。
土壌微生物とも相性が良いそうです。
酸性の強制力はチョット弱いのですが、持続性があります。
きときとファームはこの肥料をベースに施肥を組み立てていこうと考えています。
《 ぐるるパワー 》
有機資材として、この肥料をベースに構成していきます。
肥料取締法上は堆肥という位置づけで、N:3.6、P:6.1、K:3.4、C/N:8 と言う内容です。
「ぐるる」とは何ぞや・・・。
小矢部市は養鶏が盛んで、その数約100万羽と言われています。
それだけ鶏糞も沢山出ると言う事。
そして、小矢部市の血気盛んな農家さんと養鶏屋さんがタッグを組み、その鶏糞を使って米を作り、そのお米をニワトリの餌として与え、そしてまたその鶏糞を使って米を作るという『循環型農業』に取り組んできました。⇒「ぐるる」の語源でしょうね、多分(^^)。
その人達が中心となって会社を設立し、商品化されたのが「ぐるるパワー」と言う訳です。
そして28年度、小矢部市が優れた商品として小矢部ブランドに認定しました。
私も小矢部市民ですので、是非ともこの資材を基材の一つにしたいと考えています。
製造元:合同会社ぐるる富山
《 トアローフロアブルCT 》
JAS有機栽培でも使用可能な殺虫剤です(野菜全般)。
1 )BT 菌の中でもコナガに対して殺虫活性の高いクルスターキ株を100%使用し、その結晶毒素を7%含有しているので、コナガに対して確実な効果が得られます。
2 )独自の製法により紫外線の影響を受けにくく、安定した効果が得られます。
3 )フロアブル化により希釈液の調製が容易になるとともに、希釈液中の結晶毒素の分散性が向上し、作物に均一に付着します。
4 )JAS が定める有機農産物にも使用することができます。
(石原バイオサイエンス株式会社文書抜粋)
製造元:石原バイオサイエンス株式会社
《 粘着くん 》
粘着くん液剤は化学殺虫成分を含まない、環境にやさしい「ソフト農薬」の1種です。
有効成分に食品であるでんぶんを使用し、安全性が高く、また物理的に殺虫するため、害虫の抵抗性発達のおそれがほとんどありません。
また、天敵類や有用昆虫などに対しては、本剤が微小サイズのものにしか効果を発揮しないことと、残効性による効果がないことから、悪影響を与えることはほとんどありません。
(住友化学株式会社文書抜粋)
製造元:住友化学株式会社